続、世界揺るがす中国モデル

世界揺るがす中国モデル(後編) (ネットのあした):NBonline(日経ビジネオンライン)
の記事より!

前回に引き続き、日経ビジネスオンラインの記事より、中国のIT企業についての考察などを少し・・・。

日本人がコストパフォーマンスの高い韓国製の家電を買わないのは多少、意地とかプライドとかヘンテコがナショナリズムのようなものがあるのかもしれない。(私には確実にある!)

しかし、百度(バイドゥ)がGoogleを破り、シェア拡大を続けているのは、中国人のナショナリズムではなさそうです。明らかに機能的にGoogleを凌駕している。

具体例として記事の内容を引用しますが・・・、

 代表例が「MP3」検索。百度でミュージシャンや曲の名前を入力して検索すれば、すぐにダウンロードしたい曲へのリンクが現れる。リンクから自分のパソコンにダウンロードすれば無料で音楽を楽しめるため、若者に絶大な人気を誇る。著作権侵害を助長していると複数のレコード会社から訴えられたが、昨年11月に勝訴した。

 「私たちが(違法)コンテンツを持っているわけではない。既にネット上にあるコンテンツを(検索技術で)見つけやすくしているだけだ」と李CEO は強調する。百度の集客力を無視できなくなった英EMIは今年1月、音楽配信で百度と提携して無料の広告付き音楽配信に乗り出した。

 百度は映画などの動画ファイルをMP3と同様に検索できる「ビデオサーチ」の提供を開始するなど、ユニークなサービスを充実させる。


なんと動画ファイルの検索まではじめてるんだね!

私も含めて、日本人はアメリカばかり見て、アメリカの技術を真似して日本に導入するビジネスばっかりやっているけれど、それじゃー駄目だね!

テクノロジーも重要だけれどその前の精神論・根性論として気迫が足りない。Googleになんて敵いっこないと思っている日本人とgoogleごときがなんぼのもんじゃいと思っている中国人では取り組む技術、蓄積されるノウハウに当然、違いがでる。

このままじゃーやばい!

コメント

  1.  中国発信の技術については、まだ、信用しない古い人間の私です。
    これまで、日本は、中国に進出し、多くの技術を供与しています。
    日本と同じような製品は、間違いなくできるでしょう。
    しかし、日本と文化が違います。
    最後の品質は、この文化の差で永遠に中国は、日本を凌駕できません。
    私はそう信じています。

     ところで、bebtenさんは今日が誕生日ですね。
    おめでとうございます。
    健康に留意して益々のご活躍をご祈念申し上げます。

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  2. 匿名さん!

    コメントありがとうございます!おかげで今年も平穏な誕生日を迎えることがきました。

    私は中国に行ったことが無いので詳細な中国事情はわからないのですが、中国に行ったことのある友人などの話を聞くと、とにかく活気がある!パワーを感じるとの意見をよく聞きます。

    私も絶対に中国に経済や技術で越されぬようにと自身を鼓舞しているところです!

    また、アドバイスくださいね!

    返信削除

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