アップル、iTunes包囲網
WIRED VISION / Amazonの新音楽サービスは、Apple支配体制への挑戦 米国ではアマゾンがデジタル著作権管理技術(DRM)を適用しない楽曲200万曲以上をダウンロード販売するサービス『Amazon MP3』を開始した。 これは、とてもすごいし、うれしいことのような気がする。 音楽の業界や一部消費者は、アップルのiPod&iTunesの一極支配に多少なりともうんざりしていた。確かに圧倒的マーケットシェアを築いたこの両製品はすばらしいし、私も愛用しているのだが・・・。 なにせ、アップルのやり方・姿勢は・・・ iPodとiPhoneでは、Apple社が独自開発したDRM『FairPlay』で保護されている楽曲か、まったく保護されていない楽曲しか再生できない。 また、Apple社の最高経営責任者(CEO)を務めるSteve Jobs氏は、FairPlayのライセンスを、競合するダウンロードサービスや機器に開放せよという外部の主張を、繰り返し却下してきた。 つまり、「俺たちの技術やノウハウは、一般には開放しないよ!どうしても俺たちのインフラを使いたいなら、俺たちの軍門に下るか、はたまた著作権を放棄して楽曲を公開しな!儲けるのは俺たちだけでいいんだから!」といっているようなもんだ。 さすがに、ここまでくるとチョット鼻につく!なんとか、アマゾンを応援したくなる。 がんばれ、アマゾン! 負けるな『Amazon MP3』 事実、MP3ならば端末もいっぱい廉価なものがあるし、楽曲の値段もiTunesよりAmazon MP3の方が少し安い気がした。 しかし、あと著作権にはやたらと頑固頭のSONYや日本の著作権保護団体(JASRACさん達・・)はどうにもならんだろうな!? 日本人にとっては今回のアマゾンの新規事業もあんまり関係の無い話なのかもしれない!