Androidタブレットってだめ?

Life is beautiful: なぜ横並びで展示されるAndroidタブレットを作ってもだめなのか
という記事から

中島さんが昨日から横並びで展示されるAndroidなんか作ってもだめだよー!なんてブログで言って、多少の物議を呼び、今日はその根拠をブログで解説されている。

そして、こんなグラフを示しながら解説している。




これは Business Insider の去年の記事(参照)から引用したもの。世界のPCメーカートップ10社の2009年の売り上げと利益のシェアをグラフにしたものだ。
売り上げ(青いバー)だけを見ると、トップのHPが17%、二位のDellが13%。Appleはわずか7%のシェアにとどまっている。これだけを見ても「寡占化」が進んでいることが良く分かると思うが、もっと興味深いのは利益の方だ(赤いバー)。
売り上げでわずか7%のシェアしか持たないAppleが、トップ10社の生み出す利益の合計の35%を持って行ってしまっているのだ。


そうそう、端末メーカー毎の利益を見ればそうかも知れない。

でも、課題が2つあって・・・

ひとつはこの比較!端末メーカーとして見てるよね!

これをApple VS Microsoft というソフト会社で比較したらMicrosoftが圧勝したはず!そして、その観点からの比較であればApple VS Google で比較しなければならない。ただし、Androidは無料だから比較が難しいが・・・・。

AndroidがGoogleの広告売上にどのくらい寄与したかを分析しなければならないから!でも、たぶんGoogle勝つんじゃないかなと感覚的には思います。

それともうひとつは、どっちが勝つか負けるかを論ずる多くの人は、消費者である。

消費者は、いかに使いやすくて、素晴らしいアプリケーションがあって、どんだけ自分たちの生活を豊かにしてくれるかと言う目線で物を見て、意見を言っている。

すなわち、iPhoneとAndroid端末のどっちを購入したら勝ち馬にのって自分の生活がHappyになれるかを議論したがっているんじゃないか!

そのような視点で見た場合、やはりAndroid必勝ってのが私の感覚。そして、そこでビジネスをしようと企んでいる我々はAndroidにフォーカスしたほうが儲かりやすいと思うのがどうだろう?


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