UCC、Twitterを使用したPR活動で謝罪

UCC、Twitterを使用したPR活動で謝罪--botでキャンペーン告知を大量送付:ニュース - CNET Japan

皆さんもご存じの通り、UCCがトンチンカンなことをしてしまった。

同社は同日10時より、PR活動の一環としてTwitterを開始。「コーヒー」「懸賞」などのキーワードが入ったTweet(つぶやき)を機械により判定し、「bot」と呼ばれるプログラムによってユーザーに向けて「コーヒーにまつわるエッセイとアートを募集中!エッセイで賞金200 万円!アートで賞金100 万円!締切間近!!」という文言とキャンペーンサイトのURLをTweetした。

UCC上島珈琲では、Twitterをチェックする中でユーザーからのTweetにより問題を認識。botでのTweetは正午に中止したが、中止するまでに約600件のTweetを送付したという。

このことはTwitter上で「スパムボット」として話題になり、その様子はハッシュタグ「#UCC」を通して見ることができる。「酷い」「本当に公式アカウントなのか」と怒りの声や「Twitterを使ったマーケティングの失敗例」「逆効果だった」と冷静に分析するTweetが見られた。
新しいことに挑戦することは素晴らしい!その点UCCもいち早くtwitterの話題性、SP効果の可能性を見抜き、twitterを活用しようとしたところまでは素晴らしい。

しかし、そのあとがいけなかったのだと思う!
ここから先は、私の推測だが、おそらく・・・・

経営のトップマネジメントのアンテナの高い人が、最近なんだかtwitterてのが流行ってるようだから、それらを使って何か新しいことをやれと現場に指示が出る!しかし、残念ながら、経営トップ層は自らtwitterを有効活用して情報収集したり、RTなどを活用した双方向コミュニケーションの素晴らしさを体験したり、何らかの失敗で困った経験はない。

振られた、現場もトップ層からの指示だからとにかく、早急にやらねばならないが、営業や広報、マーケティング部門にtwitterを自在に操り、実践している人がおらず、、、、多少知っていても責任取りたくないから、とりあえず知り合いの広告代理店に相談する。

振られた、広告代理店も大したノウハウを持っていないので、マーケティングや販促の真髄を理解できていない、出入りのシステム会社に丸投げする。

SPやPR、マーケを知らないシステム会社とシステムやIT、twitterを知らないUCCと中間搾取が目的でなんとなく受注金額を膨らませたい代理店が、てんでバラバラにトンチンカンなPlanningをした結果、とんでもないマーケティング施策を実施してしまったって流れではなかろうか?

そう、ズバリ!社内のとても重要なPR戦略を社外に丸投げしちゃってるからおかしなことになってしまう!

実はPanasonicが実施しているtwitterを使った企画も、どこぞのIT企業に丸投げらしい!

いつから、日本の大企業はそんな風な丸投げ体質になってしまったのだろうか?
一事が万事!そんな体質だから、近頃、日本の会社はAppleやMicrosoft、GoogleやAmazonにやられっぱなし・・・でも、しょうがないわ!

その点、やっぱすごいのはSoftbank!

孫さん、ちゃんと自らtwitter活用してるし、Ustreamも実践し、理解したうえで社内の決算説明会をLive配信したんだと思う!ポイントは自らがしっかりと押さえている!!

日本の会社は、日本のサラリーマンは人に頼むのではなく、自らが考え、実践し、失敗を繰り返し、成功をつかみ取るというとても重要なプロセスを再度とり戻さねばならないと思う!!

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