NTTドコモ!高くついた反アップル戦略



〔PHOTO〕gettyimages


近頃、通信障害を頻繁に起こすNTTドコモ!
一般的にはスマホの普及によるトラフィックの読み違いと報道されているが・・・
そうなった根幹の原因は、実は反アップルへの執拗な執念があったのだと、現代ビジネスに書いてあります!

なるほど・・・・
きっとそうだったのかもしれない!

高くついた反アップル戦略 NTTドコモで通信障害続出の真相  | 町田徹「ニュースの深層」 | 現代ビジネス [講談社]

この記事を読むと・・・
ドコモさん!アップルに怒れて、ナメんなよって気持ちになって、闘いを挑んだんでしょうけどはっきり言ってムリです。。

抜本の原因は、以下の2点

1.やっぱりガラパゴス!
2.大本となる技術&ビジネスモデル不在!

1.のガラパゴスについて言えば・・・

ワンセグ・お財布ケータイ・iモードという極東の島国の固有サービスにこだわりすぎた結果、ドコモファミリーと言われるパナソニック・NEC等の収益までも悪化させてしまった。

だって、ドコモファミリーは、ちっぽけな島国でしか売れない最新鋭のスマホにあれもこれも余分な機能をつけさせらてる。

一方ライバルであるアップルやサムスン、ソニエリは世界中のでわんさか売れるケータイだけに絞って開発している。

開発コストはめっちゃかかるけどちょっとしか売れないドコモファミリーと開発コストを押さえてガンガン売れるアップルやサムソンとでは完全に勝負あったって感じ!

2.の大本の基幹技術やビジネスモデル不在

ってことで言えば、やっぱりOSをアップルとグーグルに抑えられたってとこが勝敗の分かれ目!
昔、iモードを広げようと世界戦略を展開したドコモだが大失敗に終わっちゃった。

だからなのだろうか、世界はいっさい目もくれず島国だけど頑張ってきたら、ぜんぜん違う戦略でアップルやグーグルが世界市場を抑え、ついに日本市場にも入ってきてしまった。

スマホが出た直後は、日本のガラケーはすごいし、スマホ!スマホ!って言うけど日本では全部すでにやれることばっかだから、スマホなんて一部のビジネスユーザーにしか浸透しないって強がってたけど、蓋を開けてむればもうスマホ一色です。

記事でも言っているように・・
今こそ政策的な支援も含めて、世界市場で一定の市場シェアを取れるアプリケーションやハードウェアを開発し、八方塞の状況の打開に繋げる必要があるのではないだろうか。すぐに携帯OSを開発することは無理でも、周辺分野で世界的なシェアを確保して、OSの設計や品質向上に関与する方策を確保しなければ、通信障害が永久に繰り返されるのではないだろうか。
根本のビジネスモデル開発が望まれる!
GREEやモバゲーの世界戦略はどうなんだろうか?

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