敗北の瞬間

ソフトバンクがグーグルに宣戦布告…孫社長が怪気炎

ソフトバンクの孫さんがグーグルに対し宣戦布告を行ったらしい!

 マイクロソフト(MS)による米ヤフーへの買収提案で激震が走るIT業界。キーパーソンの1人として動向が注目されるソフトバンクの孫正義社長が7日の決算説明会で、インターネット検索世界最大手のグーグルに宣戦布告した。壮大な構想をぶち上げるのが得意な孫氏だが、今回の敵はあまりに強大。勝算はあるのか。

 「今後、グーグルがより重要なライバルになると思っている」

 7日に開かれたソフトバンクの第3四半期決算説明会で、孫氏はこう語った。


孫さんは日本の誇る偉大な経営者で、私も尊敬する経営者の一人だ!
しかし、今度ばかりはADSLでNTTを苦しめたり、携帯電話でドコモやauを苦しめている現状ほど楽な戦いではないだろう!

 企業価値を表す時価総額は、グーグルが約1579億ドル(16兆9800億円)なのに対し、ソフトバンクは約2兆3000億円とほぼ7分の1の規模となっている。

 そんな中、孫氏が活路を見いだそうとしているのがアジア市場だ。日本の検索市場はヤフーがグーグルを上回っている。中国では、ネット企業大手アリババグループに米ヤフーが約4割、ソフトバンクが約3割を出資している。

 孫氏は「アジアではわれわれが断然先行している。中国を押さえ、ケータイによるインターネット市場を押さえた会社がナンバーワンになる」と語り、「最後は総力戦になるだろう」と対抗意識をむき出しにした。


確かに孫さんが言われるように中国は重要なマーケットかもしれない!しかし、中国で勝てば世界を制するかというとそうではないと思う!言語で言えば英語がなんだかんだ言ったってインターネットでは圧倒的なシェアだから、すでに英語圏というかアメリカ市場を押さえてしまっているGoogleが有利。北京語や広東語がインターネットの標準語にはなり得ないし・・・。

それと、携帯はやはり最も重要な戦場だと私も思う!携帯ポータルを確保したところが勝利するという考えは正しい気がする。しかし、これだって日本市場はドコモ・au共にグーグルと組んでしまった!いくらシェアを伸ばしているといってもソフトバンク・モバイルは所詮最下位の弱小キャリア。ここの勝負だって残念ながらソフトバンクに勝ち目はなさそうだ!

どうして、こんなんなっちゃったんだろうか?

 「もともとグーグルはヤフーの下請けだったが、アウトソーシングの相手先の方が大きくなっちゃった。途中でまずいんじゃないかと(米ヤフーに)意見したが少し遅かった」と悔やむ孫氏。


この瞬間に敗北が決定したんだと思う!
その前に手を打つか、Yahooと離れてでもGoogleと組めばよかったのに!しかし、そんな意思決定は神様でも出来そうにない!

コメント

  1. 生き馬の目を抜くと言われるIT業界で
    勝ち抜いていくには、自分で開発するより
    企業を買い取った方が早いですね。

    ホリエモンみたいに・・
    彼はどうしてるのかしら~

    返信削除
  2. どら子さん!
    コメント、有り難う御座います!!

    あの孫さんやビルゲイツをもってしてもかなわない会社が出てくるなんて・・。IT業界は熾烈です!

    ホリエモン!どうしているんですかねぇ!水面下で着々と次のビジネスを進めているんでしょうが、今度は絶対にメディアを使わずにひっそりとすごいことをやろうと考えているのではないでしょうか?(推測です!!)

    返信削除

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