グーグル、「Wave」のコンポーネントをオープンソース化

グーグル、「Wave」のコンポーネントをオープンソース化

グーグルは私たち中小企業にとってとてもうれしいことをしてくれる。

数か月前、MSのBingの発表にぶつけるように同じ日に発表された世界を震撼させたグーグルWave!
こいつがさらに嬉しいことにオープンソース化される(た?)ことがCnet報じられた。

 Googleは、「Wave」プロジェクトの2つのコンポーネントをオープンソース化した。コミュニケーションおよびコラボレーション用の同プラットフォームに関心を持つサードパーティ開発者を誘致することを目的としている。

 Google WaveのエンジニアであるJochen Bekmann氏とSam Thorogood氏は、米国時間7月24日付けのブログ投稿で、GoogleはWaveの2つのコンポーネント、Operational Transform(OT)コードと、Waveプロトコルをベースとするクライアント、サーバアプリケーションのプロトタイプを、Apache 2.0ライセンスに基づきリリースしたと述べた。

 Bekmann氏とThorogood氏は、「このフェデレーションプロトコルとオープンソースプロジェクトにとっては、まだ開発の初期段階にあ るが、Waveに対するビジョンとして、われわれはサードパーティによる実装を奨励、促進することの重要性を認識している。これによりユーザーや企業は、 すべてのものを完全にカスタマイズし管理することができる」と記している。「またわれわれは、Creative Commonsライセンスの下で、プロトコル仕様、ホワイトペーパー、Google Wave APIドキュメントを公開している」(Bekmann氏とThorogood氏)

そして、私が肌感覚で思うことは・・・

これはビジネスになる。


場合によってはビジネス現場でのコミュニケーションスタイルが大きく変わり、さらに大げさかもしれないが企業の営業スタイルが完全に変わっちゃうかもしれない。

企業は営業戦略の抜本的見直しを迫られ、古い既存のコミュニケーションツールであるノーツやサイボウズなどは大きな打撃を受けるかもしれない。


そして、最も現実的なビジネスとしてはコンサルティングかも。組織内に導入するためのコンサルティングや運用及び活性化のための教育支援など・・・。

あらためて、9月30日が楽しみになってきた。



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