オフショア開発

[ITpro EXPO]オフショア成功の秘訣教えます

の記事が面白い!!

労働集約型の製造業のほとんどが安い労働力を求めて、大挙して中国に進出したように、IT業界にも同じようなことが起こるのだろうか?

結論から言うと、そんな時代が来るのではないかと私は思う。

たしかに、現地とのコミュニケーションのためのコストがかさむとか、プロジェクト管理のレベルが低く納期が守られないなどという課題を耳にすることもある。しかし、現実的には米国の業務用アプリケーション開発の実に40%がオフショアによる開発だし、私の友人もインドのシステム開発会社に仕事の依頼をして、日本国内の様々なコンペで連戦連勝だという話を先般聞いた。確実に実績を出しているのである。

そんな時代になると思える根拠は、、、

1.開発規模にもよるが、圧倒的なコストダウン効果が見込める。

インドやフィリピンでは日本の技術者の人件費の1/7程度。技術者不足と叫ばれている中国でさえも1/5というから驚きだ!将来的に上昇傾向だし、その他の言語の違いをクリアーするなどのコストがかかるが、それらを吸収しても余りある安さ!

2.発注技術の向上

現在、よく耳にするオフショア開発のトラブルは、理由を究明すると日本特有の曖昧な発注に原因があるようだ。ここはわれわれ日本人も馬鹿ではない。発注要件の明確化等によりこの様なトラブルはいずれ解消されと容易に推測できる。

3.バイリンガルSEの増加!?

国際化が進み異文化同士をつなぐバイリンガルSE(ブリッジSE)も増えるだろうし、スキルも当然のごとく上がっていくことでしょう。なんてったってこれは世界の大きな流れだから止めようがない。※この分野に私としても進出したいぐらいだ。(自分の能力は棚に上げなくてはならないが・・・汗。)

したがって、いずれそのうち日本でも多くのシステム開発はインターネットでインドに発注とか、ブリッジSEを通して中国へ発注という時代は必ず訪れる。

その時、メリットを享受できる側にいるか、そのために淘汰されてしまうかは今現在の考え方と行動に掛っている。

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