日本の携帯ウェブ市場は超先進的―でも、、、

TechCrunchに面白い記事があった!!

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その通りである。
まさに、日本の携帯市場は世界と比較して超先進的である。

日本では、驚くべきことに、9千万台もの3G携帯電話機が利用されている。人口1億2700万人のこの国で、70%以上の人々が携帯のウェブ・データ契約を結んでいる。ちなみに3G携帯の普及率を他の地域と比較すると、アメリカ、323.8%(利用されている3G携帯の総数は5200万)、ヨーロッパ、11.1%だ。アメリカで携帯からウェブにアクセスできる契約を結んでいるのは携帯ユーザーの15.6%に過ぎない。


我々、日本人は他国には例を見ない、ものすごい携帯の使い方をしていることは間違いない!

実は私も、メンバーや仲間と次期商品開発の話をすると多くの仲間が携帯サイトマーケットの開拓を口にするから当然興味を持っている。

しかし、なぜか私には、日本の携帯マーケットの将来がスパッときれいに見えない。
日本の携帯マーケットはやたら閉鎖的だから!!

しかしさすがの日本の携帯ウェブ産業もすべてがバラ色というわけではない。不適切なCSS、クッキーが利用できない、スクリプトがサポートされていないなど、デベロッパーはキャリヤの提供する環境が不十分なことに悩まされている。最近デベロッパーが特に大きなダメージを被ったのは日本政府とキャリヤによるコンテンツ規制


いちいち、3キャリア用のサイトを作成しなければならなかったり、究極を言えば各端末毎にコンテンツを創り込まねばならない。動画の配信をしようと思えば3キャリア毎に別々の映像を準備しなければならないのだ!!(バカバカしい)

また、コンテンツビジネスは下記の引用の通り、キャリアとコンテンツフォルダーのみょうちくりんな連携の上に成り立っており、勝手サイトが多少のトラフィックを集めつつあるといえども、大きな収益を上げることは幾つもの壁が立ちはだかる。

日本の携帯ウェブ・プロバイダはエンドユーザーから料金を得る料金の他に、デフォルト・メニューの目立つ位置にコンテンツを掲載することでコンテンツ・プロバイダから多額の料金を徴収している。携帯キャリヤはまた各種の支払いを一括管理する役割を果たし、携帯上での取引をきわめて容易にしている。たとえば、ユーザーがi-modeサイトからゲームをダウンロードした場合、Docomoは手数料として約10%を徴収し、コンテンツ・プロバイダに残りを支払う。ユーザーは月々の携帯電話料金に合算された額を一括して支払えばよい。

つまり、日本の携帯ビジネスでは、キャリヤとコンテンツ・プロバイダの協力の上に3本柱のキオスク・モデルが打ち立てられている。


私が求める携帯の方向性は・・・・。

携帯ソフト合弁を解消 NECと松下、提携関係は維持

究極はグーグルが提唱するアンドロイド搭載端末が普及し、一つのサイトを制作すればどの端末からも利用できる環境を整えるべきではなかろうか!

その最新事例の発信こそ、日本企業が世界に先駆けて行うべきではなかろうか!

ここに、すべての経営資源を投入して挑戦し成功事例を構築する技術が私にないことが一番悔やまれるんだけど・・・。

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