仕事の姿勢

ウェブ受注のための企画書制作の仕事が来た!っていうか、これは私にとって日常業務。

しかしながら、今回の依頼には多少の問題というか課題がある!
具体的には、下記のような感じで明確なサイト制作、リニューアルの目的をヒアリングしてくれていない・・・・

私「で、今回のクライアントのサイト制作の目的って何なんですか?」
依頼者「えーと、以前つくったサイトがずいぶん時間が経って古くなってるからつくり直したいみたいです!」
私「そーでしょう!で、新しくリニューアルするウェブサイトで、クライアントは何をしたいのですか?」
依頼者「えーと・・・・・ああ、担当者は○○○社のサイトが素敵であんな感じにしたいって言ってました!」
私「うーん、なるほど!ちょっと視点を変えて、そのクライアントの事業戦略や経営方針、並びに今期および来期の重点実施項目ってなんですか?」
依頼者「・・・・・」
私「では、一般論で言うと、そのクライアントのターゲットって次の二つだと思うのですが、○○については・・・・・以下ターゲット対するアプローチ方法の説明・・。」
依頼者「うーん、ターゲット決めることも大切なんでしょうが、今回は、そこまで考えなくてもいいですよ!向こうの担当者もそこまで深く考えてないですから!」
私「は、はい」
私「しかし、今回ってコンペですよね!明確なコンセプトを持って臨まないと、ライバルとの差別化ってどこにも打ち出せなくて、結局、クライアント担当者のデザインの好み(好き嫌い)と価格勝負ってことになっちゃいませんか?そこって、どう考えます?」
依頼者「・・・・なにか新しくて面白いこととカッコいいデザインを提案して下さい!」
私「!」(涙)

ウェブ戦略はその会社のマーケティング戦略にのっとり構築することが必要で、そのもととなるマーケティング戦略の基本は、ターゲットの選定・明確化から始めるべきなのである。これがなければ、ウェブサイト提案書なんてぶっちゃけ書けない!典型的な負けパターンで、出来ることならこういう仕事はお断りしたい!

なぜなら、やっつけの仕事になる恐れがあるから!無目的なルーティンほど、やる気の出ないものはない。そして、労多くして功少ないからである。

このまま、打ち合せを終わらせたら、とても大変な仕事をやらざるを得ないから、何とか打破しなければ・・・・。ということで、大きな成果は期待できないが、先方クライアントの更新業務を効率化する切り口で提案の差別化をする方向で理解してもらい、そんな企画書を作成することにした。

仕事も人生もすべて、目的があってこそ、目標が生まれる!目標があってこそ、努力が生まれる!努力あってこそ成果が生まれる!成果あってこそ充実した仕事であり、人生だ!

目的のない惰性的なルーティンワークを撲滅するぞ!という意思を忘れてはならないし、こういう心意気の仲間・パートナーと思い切り楽しい仕事を全開でしたいものだ!

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