サイト制作のポイント

検索サイトの舞台裏--グーグル幹部が明かす改善手法

CNETにちょっと面白い記事が出ている。

 Googleは、ABスプリットと呼ばれる手法を使って、同社のメイン検索ウェブサイト(簡素な検索ボックスと検索結果の両方について)どのような変更を加えるべきか検討している。


ABスプリットは、同じ内容のページAとページBを用意し、この2つどちらが効果があるかを測定する方法です。当然グーグルならばあらゆる調査や実験をして、よりよいサービス提供のための努力をしていることでしょう。

 Mayer氏によると、例えばGoogleは、ユーザーに対して表示する検索結果を何件にすべきかを探りたかったという。通常は、10件か20 件、25件か30件といったところだろう。この点についてユーザーに直接質問すると、彼らはより多くの検索結果を表示して欲しいと答えた。しかし、実験では全く別の結果が出た。

 Mayer氏によると、検索結果の件数を1ページ当たり30件に増やしたところ、ユーザーの検索は全体的に20%減少したという。Googleがサーバーログを綿密に分析した結果、この検索の減少は、検索リストが長いと表示におよそ2倍の時間を要するためだと分かった。つまり、表示速度が重要なのだ。

 「表示速度が上がれば人々はより多く検索し、逆に速度が下がれば人々の検索は減少する」(Mayer氏)


そうでしょう!!

これは、恐らくウェブサイト制作現場にも一部、応用できる考えだと思います。
すべてのフラッシュやリッチコンテンツが駄目とは言わないが、基本情報を発信するページでは、やはりスピード命!のっそり、もさもさしたサイトはやはり嫌だもんねー!

そんなの待ってるくらいなら、次のほかのページに行っちゃいたくなるもんね!

ウェブサイトの制作もやはり、シンプル・イズ・ベスト!

しかし、このポイントを企業担当者に理解してもらうのは難しい!インパクトのあるデザインにしてと願う担当者の気持ちも大いに理解できるから・・・・。

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